私事でございますが、デジカメに保存していた写真がゴッソリどこかへ消えてしまいました。
そういうわけで旅の思い出も消え去り、ついでにブログの更新も一層滞ることが予想されます。
本記事は残された貴重な写真を元に書く、最後の記事です。

少し前に、長野の湯田中温泉渋温泉、そして小布施へ行ってきました。

湯田中温泉公式
渋温泉公式
小布施町観光サイト

湯田中温泉は、長野県の北東部、長野市に比較的近い場所にある温泉地です。
周囲には渋温泉、新湯田中温泉など多くの温泉地が存在します。
新湯田中温泉の近くでは、かって三社遊郭が営まれていたそうです。

松本市を経由し車で2時間弱、寄り道や休憩を挟んでいたら、着いた頃には日が暮れてしまっていました。
実はもともと渋温泉街にある旅館に泊まる予定だったのですが、手違いで湯田中温泉街に宿を取ってしまいました。
湯田中温泉街と渋温泉街は徒歩10分程度しか離れていないため、歩いて渋へ向かいます。


渋温泉街の入り口。古めかしい本屋が出迎えてくれます。
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安代館。
渋温泉とほぼ同じ街区で隣接する、安代温泉郷の旅館です。本記事では、安代温泉と渋温泉をひっくるめて「渋温泉街」と呼んでいますが、正しくは別の温泉だそうです。
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安代温泉郷にも、当時の面影を残す旅館が今でも営業を続けています。
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安代大湯。こういった浴場が街中に点在しています。旅館に泊まると入浴できるほか、湯めぐり手形のような入浴券も販売されています。
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いかにも昭和な遊技場、いかにも昭和なラーメン屋、いかにも昭和なスナック。
夜を楽しむには向いていなさそうな街ですね……。
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渋大湯。
「大湯」というのが、その温泉を代表する浴場だそうです。
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温泉街の路地。
古い建物をそのまま使い続けているせいか、配線や配管がそこかしこから伸びています。
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翌日は湯田中を出て小布施へ。
小布施町も長野北東部に位置する町で、葛飾北斎や小林一茶らの文人が滞在したことで有名です。葛飾北斎の作品を収蔵する美術館などもあります。
小布施では、小布施堂という和菓子屋さんへ行きました。


花びら餅。栗餡が餅で包まれています。小布施は栗菓子でも有名です。
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栗鹿の子。こちらは栗の実が栗餡で包まれています。いわゆる栗きんとんです。
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お抹茶と一緒に頂きます。
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このほか、葛飾北斎美術館では、北斎の『富嶽三十六景』が作成年代別に展示されていて、北斎の筆致の変化をはっきりと感じることができます。
同じ場所から同じ富士を描いているのに、初期と後期ではかなり印象が異なっていて新鮮でした。

また、小布施にはワイナリーがいくつかあります。
どこも小規模ですが非常に質の高いワインを作っているそうで、そのうち一軒へ行き、赤ワインを購(もと)めましたが、飲んでみるとたしかにそのとおり、今まで飲んだ赤ワインの中で一番美味しくて、まるでジュースのように飲めました。(最大限の賛辞です)
わりとクローズドなワイナリーだったので、場所も名前もナイショです。調べればすぐに見つかりますが……。


私は松本経由で湯田中へ向かったため、ずいぶん遠く感じましたが、長野経由であれば結構すぐに着いてしまう気がします。
湯田中にせよ渋にせよ、風呂に入る以外はすることが無いので、温泉を楽しむには最適な場所です。
北陸新幹線(長野新幹線)に乗って、ゆっくり湯治もいいのではないでしょうか。