ロードバイクを譲ってもらってから数日、楽しくて毎日乗っていたのですが、唯一つ、ペダルのことだけが不満で不満でなりません。

スポーツサイクルのペダルは、大きく分けて2種類あります。

1.ノーマルペダル(フラットペダル)
代表的なのは、ママチャリについているような普通のペダルです。
マウンテンバイク(MTB)でも、このタイプのペダルを使います。
名前通りの平らなペダルばかりではなく、変わった形状のものもあります。

2.ビンディングペダル
ロードレースなどで使われるペダルです。
専用のシューズ(ビンディングシューズ)底面の金具と、ペダル表面の金具を連結させて固定することで、自転車を漕ぐ運動のエネルギーを効率よく伝えられるようになります。

現在私のロードバイクには、ビンディングペダルがついています。
これでビンディングシューズを履けば速く走れるんでしょうけど、スニーカーで漕いでいると、足元が心許ないです……。
ビンディングペダルは、靴とペダルを金具で接合させることを前提として作られていますから、スニーカーで踏み込める面積は狭いですし、ペダル表面は濡れてなくても滑りますし、気を抜くとペダルを踏み外す危険があります。

自転車を譲ってくれた友人に相談したところ「ビンディングシューズを買えばいいのでは?」という極めて正しいアドバイスを頂きました。
しかし、ビンディングシューズを買うと、必然的にサイクリングウェアも欲しくなりますが……ジューズもウェアもそれなりのお値段がしますから、無職の身の上でそんな買い物をするのは気が引けてきます。

というわけで、とりあえずペダルを交換することにしました。
購入したのはこのペダル。

VP ONE(ヴイピーワン) ハイパックカーボンペダル VP-HANK ブラック

フラットペダルです。
カーボン樹脂製、メーカースペック90gはかなり軽いのではないでしょうか。

しかし、サイズが小さい上に、グリップもない樹脂製なので多分滑ります。
なので、このペダルに装備を足しましょう。

VP ONE(ヴイピーワン) ハーフトゥクリップ VP-700 ブラック

トゥクリップという、ペダルの先にくっつけるパーツです。
本気なトゥクリップだと足が抜けなくなるおそれがあるので、初めてはハーフにしました。
爪先が固定できるので足が滑るリスクも減りますし、ビンディングペダルほどではないにしてもペダリングの効率が上がるはずです。


それでは交換していきます。

結構難しい作業かと思いきや、やってみたらすぐ終わりました。
使った工具は六角レンチのみ、サイズは6号と8号があればOKだと思います。

1.現在ついているペダルを外す

写真のように、クランク根本のネジ穴に、レンチを差し込み回転させて、ペダルを外します
クランクが回転しないように、下に台をかませてペダルを固定してやると作業しやすいです。

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錆びていたのか油が固まっていたのか、初めはネジがびくともしなかったので、サビ取りを差して20分程放置したところ、無事外せました。

空のクランク
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外れたペダル
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2.新しいペダルをつける

さっきの作業と逆の要領で、ネジ穴にペダルをはめてレンチで固定します。

新ペダル
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トゥークリップはペダル前面にネジで固定します。
取り付け前には、ネジに錆止めをつけておきましょう。

取りつけたところ
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新しいペダルの回転部に潤滑油を垂らし、クルクル回して馴染ませれば作業終了です。


余談ですが、潤滑油はいいものを使ったほうがいいそうです。

クレ556。サビ取りにはいいですが、チェーン等の部位に常用するのはよしたほうがいいです。

オイルが悪くダマになったりすると、チェーンやギアに負荷がかかって故障につながりますし、部品の動作不良は事故の原因になります。
適当な潤滑油と良い潤滑油、使い比べてみると、乗り味の軽快さにギア1枚分くらいの差が出てくるそうです。

VIPROS MUON。少し高めの自転車オイルです。

自転車は繊細な乗り物ですので、錆止め油と潤滑油は使い分けましょう。


早速乗ってみましたが、かなり乗りやすくなりました!
踏み込みが効くようになったので加速もよくなりましたし、疲労感も少なくなったように感じます。なにより、スニーカーでも安心して漕げるのが大きいです。
トゥクリップに爪先を通すのに少しコツが要りますが、慣れれば乗り降りもスムーズです。

価格はペダル+トゥクリップで4,000円程度、ビンディングシューズを買うよりは全然安く済みました。
(本当はビンディングシューズが欲しかったですが……)
これで自転車生活が快適になります!